動物実験

動物実験によって作られた日用品

動物実験

筆者は違いますが、ヴィーガン(完全菜食主義者)という言葉が世の中に浸透してきた世の中。

動物の命を尊重する運動は徐々に広がっています。

私たちの暮らしは多くの動物たちの犠牲の上で成り立っているといことを忘れてはいけません。

  • 医療関係(新薬開発・医学研究等)
  • 化学関係
  • 解剖実験
  • 軍事利用

など、上記は一例に過ぎませんが様々な分野で動物を利用した実験が行われています。

普段何気なく使用しているものが実は動物実験の末に私たちに届けられていると知ったらあなたはどう感じますか?

今回の記事では『動物実験によって開発された日用品』についてご紹介します。

Reference:https://www.therichest.com/shocking/15-household-products-you-didnt-know-were-tested-on-animals/

付箋・ポストイット

普段から何気なく使用されている付箋やポストイット。

絶妙な接着力を活かして、机やノートに張り付けて使われています。

その接着剤の安全性を確かめる為に動物での実験が行われています。

『こんなことの為に動物実験!?』

と思う方も居ると思いますが、製品化される際には安全基準を満たさなければいけません。

その基準には法律で動物を用いて安全を確かめる事が義務付けられている場合があるのです。

ワセリン

ワセリンとは石油を精製した保湿剤の事です。

実際に使用されている方も多いのではないでしょうか?

製品化した際に、人間に重大な異変が生じないように動物で実験が行われています。

もちろん実験の段階では皮膚に異変を起こしてしまった動物も居たことでしょう。

企業は利益を追求する団体であり、人間に対しては細心の注意を払います。

その為か、中には『動物実験はしないよりする方がマシ』という発言もあったそうです…

バンドエイド(絆創膏)

人間には必須のアイテムと言っても過言ではないバンドエイド。

けがをした部分に貼るものなので、その安全基準は非常に厳しいでしょう。

それを確かめる為に動物実験が行われています。

現代では

「傷は乾かすよりも、滲出液を逃がさないようにぴったりと覆ったほうが治りが早い」

と言われていますが、これも動物実験の結果で得られた知見です。

避妊具

体内へ挿入するという使用方法からその安全基準は非常に厳しいと想像できます。

その中には動物実験により安全を確かめられ作られた物もあります。

おむつ

主に赤ちゃんに使用されるおむつ。

人類にとって最も大切といっても過言ではない赤ちゃんに使用する為、その安全性を徹底的に調べなければならないことは理解できます。

おむつもまた、動物実験の上で開発された物があります。

その他

今まで簡単に解説したように、基本的にはその製品の安全性を確かめる為に行われています。

  • コンタクトレンズ
  • トイレットペーパー
  • シャンプー
  • ファブリーズ
  • 日焼け止め
  • 薬用マウスウォッシュ

など実験の上で開発された製品は、挙げ始めるとキリがない程です。

『動物で安全を確かめているなら安心だ』

『動物を犠牲にしているなんて許さない』

考え方は人それぞれです。

以下に日本生理学会の『動物実験について』から引用させていただきます。

動物の尊い犠牲を通じて行われる動物実験は、生命現象の理解に大きな役割を果たし、 医学・医療に応用され、人類の健康と福祉にはかり知れない貢献をしています。 (中略)~我々研究者が動物の命を大切に思う気持ちは多くの人々と同様で、実験に際しては動物の福祉と人道的取り扱いを 常に心がけています。

http://physiology.jp/guidance/4804/

人間の活動は、さまざまな犠牲の上に成り立っているという事を忘れてはいけません。

あにまるトリビア
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