世界中に数多くの伝説が残っている未確認生物。
『ネッシー』は、その中で最も有名な生物と言っても過言ではありません。
ネッシーの名前は、目撃情報のあった湖であるネス湖から付けられいます。
世界中には他にも○○ッシーという未確認生物が多数存在しています。
今回の記事ではその中でも『日本の○○ッシー系』の未確認生物についてまとめてみました。
日本の『〇ッシー系』未確認生物
イッシー
イッシーは鹿児島県にある池田湖に生息すると言われている未確認生物です。
日本の水棲UMAの中では、後述するクッシーと並んで最も有名な部類であり、海外でも『池田湖の怪物』として広く名が知られています。
初めての目撃情報は1960年初期、1978年には法事に集まっていた20人以上が同時に目撃したと話題になりました。
写真やビデオでも撮影されていますがどれも全体像が分かるものではなく、体の一部や波がたっているだけといったもので、その姿は謎に包まれています。
池田湖はカルデラ湖であり、その歴史は浅く5000年ほどといわれています。
また九州最大の湖といってもその大きさは周囲が15㎞ほどの小さな湖です (ネス湖の周囲は86㎞) 。
その為、太古の巨大生物が湖底でひっそりと生き延びている…といった可能性も低く、現在ではその正体は巨大なウナギという説が有力です。
クッシー
クッシーは北海道にある屈斜路湖に生息すると言われている未確認生物です。
目撃情報の数も多く、アイヌ民族の伝承にも『湖に住む巨大なヘビの話』や『湖に住む巨大なアメマスやイトウ』などが登場し、これらに関連があるのではないかともいわれています。
その容姿は、頭部にキリンのような角が2本、背中にコブが2つ、体長は15メートルほどといわれていますが、目撃情報と特徴が一致していないものも多いそうです。
存在否定派がクッシーが実在しない根拠として
- 屈斜路湖がカルデラ湖であり、酸性湖となっているため餌となる魚類が乏しいこと
- 1938年の屈斜路地震で湖底から硫黄が噴出し、pH4前後まで酸性に傾き魚類がほぼ全滅したこと
を挙げ、屈斜路湖はとても大型の水棲生物が住める環境ではないとも言われています。
また面白いことに、ネッシーブームが過ぎ去った2000年以降は、目撃情報がピッタリと止んでいるそうです…
アッシー
アッシーは神奈川県にある芦ノ湖に生息すると言われている未確認生物です。
日本でネッシーブームが巻き起こった1970年代前半に便乗する形で目撃情報が頻発し、今ではその存在を多くの人が忘れてしまっている…
その正体は巨大化した魚、あるいはウナギではないかといわれています。
芦ノ湖もカルデラ湖です。
その歴史は浅く3000年ほど、これもまた太古の生物が湖底でひっそりと生き延びている…なんてことは無さそうです。
コッシー
コッシーは鹿児島県にある甑島鍬崎池に生息すると言われている未確認生物です。
モッシー
モッシーは山梨県にある本栖湖に生息すると言われている未確認生物です。
チュッシー
チュッシーは栃木県にある中禅寺湖に生息すると言われている未確認生物です。